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雨樋の経年劣化の症状と耐用年数を解説します

雨樋は長年使用していると経年劣化を起こします。

劣化が進むと本来の役割を果たさなくなってしまうので、修繕や交換が必要です。

雨樋が経年劣化をしたときに出てくる症状や、修理時期の目安になる耐用年数について知っておきましょう。

 

雨樋の経年劣化による症状

雨樋はいつも太陽光の紫外線や風雨にさらされていて劣化しやすい環境にあります。

雨樋が経年劣化を起こしたときに出てくる症状は以下の6つです。

  1. 色褪せ
  2. つなぎ目のずれ
  3. 傾斜の変化
  4. ひび割れ
  5. 歪み
  6. 欠落

紫外線の影響による色褪せや、取り付け部品の変色などは比較的初期から起こり始めます。

その後、地震や地盤沈下などの影響によって、雨樋のつなぎ目がずれたり、傾斜が変わったりしてしまう場合があります。

この程度の経年劣化であれば、簡単な補修で対応することが可能です。

しかし、長年使用していると今度は雨樋の素材の経年劣化が始まります。

雨樋の収縮による、ひび割れや歪みが発生すると本体や部品を交換する必要があります。

また、割れて雨樋の一部が欠落してしまうと、もはやまったく機能しなくなってしまうので交換しなければなりません。

経年劣化が進んでいることで、台風や積雪などによる破損も起こりやすくなります。

たとえば強風で雨樋が外れたり、積雪で割れたりしてしまう場合があるので注意しましょう。

いざというときに困ることがないように、素材の劣化が進んできたら交換しておくのがおすすめです。

 

 

雨樋の耐用年数

経年劣化の進行具合の目安として、耐用年数は役に立つ指標です。

雨樋の耐用年数は素材によって異なりますが、大まかには15年~30年です。

住宅用の雨樋として最もよく用いられてきた塩化ビニールでは、耐用年数は短めで15年~20年になっています。

近年使われるケースが増えてきたガルバリウム素材の場合には20年~30年の耐用年数です。

アルミやステンレスの雨樋は耐久性が高いため、30年程度の耐用年数があります。

環境によってはもっと短い寿命になることもあるので、10年に1度くらいを目安に経年劣化の状況を確認しましょう。

 

 

まとめ

雨樋が経年劣化を起こすと割れや欠落などによって機能しなくなってしまいます。

15年~30年の耐用年数はありますが、症状が深刻になる前に修繕か交換をした方が安全です。

弊社では雨樋の点検や修繕、交換をしています。

いつ頃になったら交換が必要かの目安も立てられますので、雨樋の経年劣化についてご心配がありましたらいつでもご相談ください。