雨といを塗装したのになぜ雨漏りするの? 雨といの雨漏れの原因を解説

こんにちは!
ブログをご覧いただきありがとうございます。
まずはじめに、「雨樋」ついてご存知でしょうか?
一般住宅から工場やオフィスにもついていて、雨水を流すための設備のことです。
「雨樋」についての詳しい記事はこちらをご覧ください。↓
雨といの劣化が進むと雨といから「ポタッ。ポタッ。」と大粒の水がしたたり落ちてきます。
虫も鳴かない静かな夜。
「ポタッ。ポタッ。」と、滴る音が出窓やカーポートの屋根、室外機に当たって周囲に音が響く。
とてもとても気になりますよね。
「数ヶ月前にコーキング補修工事をしてもらったのになんで直らないの?」
「5年ほど前に外壁と一緒に雨といも塗装したのになんで雨漏れするの?」
こういったお客様の声を聞くことが非常に多いです。
雨漏れする原因をこのブログでお答えしたいと思いますので是非、お付き合い下さい。
簡単なプロフィール
19歳から職人として修行し、建築歴は18年以上。
「雨漏り鑑定士」という有資格者。
携わってきた雨漏り修理件数は1000件以上。
奈良県香芝市に20年以上在住。
奈良県香芝市に拠点を置き、葛城市を含めた近畿一円にて建築板金業を営んでおります、Y’noT Works(ノットワークス)です。
雨とい修理や掃除を含む雨樋工事や雨漏り修理、屋根工事を手掛けております。
屋根に関するお仕事が大半ですので、屋根工事に関してはお任せください。
本ブログでは、雨漏り修理の際に、お客様からご依頼を多数いただいている、Y’noT Works(ノットワークス)のご紹介をさせていただきます。
ぜひ最後までご覧ください。
お見積やご相談はすべて無料。 安心してお問合せ下さい! 今すぐクリック!
雨といの雨漏りするポイントはだいたい決まっている。
一言で「雨とい」といいますが大まかに分けて、「軒とい」と「タテとい」があります。
(上の絵図をご覧ください。↑)
「軒とい」は屋根の雨水を受けるものでなので、主に屋根についています。
「タテとい」は雨水を下に流すものなので、主に壁についています。
そして、雨水が漏れるポイントは「軒とい」のジョイントとなる部分です。
「雨とい」を施工する時、一軒一軒それぞれのお家に合わせて適切なサイズにカットしながら施工します。
そのため、ほぼ必ずといっていいほどジョイント(つなぎめ)ができます。
そしてジョイント(つなぎめ)部分から雨漏れしないように接着ボンドをたっぷり使用し、専用の部品をしっかりと取り付けます。
しかし経年劣化が進むと、このジョイント部分の接着が弱くなるため雨漏れを起こします。
「軒とい」は屋根からの雨水を受け止めるので必然的に水が溜まります。
さらに、経年劣化が進むと「軒とい」の勾配が変わり、雨水が流れなくなります。
ひどくなると逆流もします。
逆流すればおのずと軒といの中に雨水がずっと溜まった状態となるため劣化がさらに進行します。
屋根の角についている部品の名前は「外曲がり」といいます。↑
雨水がしたっているのがわかりますでしょうか?
(指をさしている部分です。)
外曲がりの繋ぎ目からの雨漏りもや、劣化して外曲がり自体が割れてしまうことも多々あります。
こちらのお写真は「軒とい」と「軒とい」を繋いでいる部分で、このジョイントからもよく雨漏りします。↑
接着が弱くなるだけではなく、劣化が原因で部品が割れてしまっていることも多々あります。
「タテとい」からの雨漏れも多く、お写真の黄色の○部分。↑
「エルボ」という部分ですが、ここからの雨漏りも非常に多いです。
「雨とい」の雨漏りはほぼ、ジョイントの劣化が原因です。
もちろん、すべて当てはまるわけではありませんが私の経験上、本当に多いです。
ではなぜ、
「数ヶ月前にちょっとしたコーキング補修工事をしてもらったのなんで直らないの?」
「5年ほど前に外壁と一緒に雨といも塗装したのになんで雨漏りするのか?」
こういったこ起こるのか。についてご説明します。
外側を綺麗にしても、軒といの内側がそもそも劣化している
これが答えです。
軒といの外側を塗装で綺麗にしても、内側は劣化しているため雨漏りします。
雨といの内側は雨水や泥、ホコリなどでかなり汚れていて過酷な環境です。
そういった過酷な環境のなか、築25年〜40年経過すればジョイント部分の接着が弱くなってくるのは自然なことだと思います。
雨といの内側に応急的にコーキング処理をしたとしても汚れにより接着がしにくく、また、雨水が頻繁に流れるので長く保ちません。
コーキングはあくまで応急処置程度と思っていただけるほうが良いでしょう。
では軒といの内側も塗装すればよいのでは?
と思うかもしれませんが、塗料を塗るための刷毛が雨といの奥まで届きません。
届いたとしても塗料自体が雨水を防ぐためのものではないため、余計に雨水が流れにくくなることもあります。
その施工手間をかけるぐらいであれば雨といをすべて交換した方が確実に綺麗になりますし、もちろん長持ちします。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では雨といからの雨漏れの原因についてお答えしました。
もちろん、雨といをすべて交換するよりも塗装した方がお安くなるのは事実です。
しかし長持ちせず、ジョイントから雨漏りしていることが実際に起こっています。
部分的な修理も可能ですが、ハシゴがかけられない場所もあるため必ずしも部分修理できるとは限りません。
結局、雨といをすべて交換するとなれば再度、仮設足場を設置する必要があるので余計にお金がかかることになります。
仮設足場を設置して外壁塗装工事をされる際は、「雨とい」は塗装よりも交換することを私はおすすめします。
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Y’noT Works(ノットワークス)は奈良県香芝市に拠点を置き、葛城市を含めた近畿一円にて建築板金業を営んでおります。
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